子宮腺筋腫について知る
子宮腺筋症 adenomyosis は、子宮腺筋腫とも呼ばれ、子宮内膜症の一つの形態です。
子宮内膜は本来、子宮腔内にある組織で、月経周期に伴って厚くなり、剥がれ落ちることで月経となります。
しかし、剥がれ落ちる過程で子宮の筋層内へ逆行性に侵入すると、子宮内膜組織が本来の位置ではない場所に存在する状態となり、これを子宮腺筋症と呼びます。
⬛ 子宮腺筋症の主な症状:
- 月経異常:月経期間が長くなる、経血量が多くなる、血の塊を伴うことがあり、貧血を起こしやすくなります。
- 月経痛:強い月経痛は子宮腺筋症でよく見られる症状の一つで、鎮痛薬が必要になることがあります。
⬛ 子宮腺筋症の診断:
- 超音波検査を行う
- 採血で CA125 を測定する、数値は通常 35 を超えて上昇することがあります。また、病理検査などを行う場合もあります。
⬛ 子宮腺筋症の治療:
- 薬物治療:ホルモン薬を使用して子宮腺筋症の症状を軽減し、妊娠の可能性を高めます。
- 手術:子宮内膜症組織の一部を手術で切除し、痛みの改善と妊娠成功率の向上を目指します。
⬛ 子宮腺筋症は、以下のような妊娠に関連する問題を引き起こす可能性があります。
- 不妊:子宮腺筋症により子宮筋層が厚く硬くなることで、胚の移植や着床に影響し、不妊につながる可能性があります。
- 流産:腺筋症は流産リスクを高める可能性があり、特に妊娠初期に注意が必要です。
- 早産:重度の腺筋症がある女性は、早産のリスクに直面する可能性があります。
- 分娩困難:子宮腺筋症が重度の場合、子宮筋の収縮に影響し、難産につながることがあります。
医師に相談し、個人の状態に応じた適切なアドバイスと治療を受けることで、妊娠成功の可能性を高めることが大切です。
孕医 看護相談師 李敏鳳
孕医は皆さまの願いが叶うことを心よりお祈りしています!

